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新型コロナウイルスワクチンの小児への接種について

  • お知らせ

多くの保護者の方が、小児への新型コロナウイルスワクチン接種について疑問、不安をお持ちだと思います。当院の見解を述べさせていただきますので、接種するか否かの参考にしていただきたいと思います。

  • 小児の新型コロナウイルス感染症の多くは軽症である

成人の新型コロナウイルス感染症では、重症例や死亡例がありますが、その多くは基礎疾患をお持ちの高齢者です。小児のコロナウイルス感染症の症状は、成人の場合とは大きく異なり、多くは軽症あるいは無症状で、重症例も死亡例もありません。小児ではRSウイルス感染症やインフルエンザなどの感染症の方が、新型コロナウイルス感染症よりもはるかに重症化する可能性が高く注意が必要です。

  • 新型コロナウイルス感染拡大の中心は成人にある

新型コロナウイルス感染のほとんどは成人同士の間で起こっており、感染した大人が家庭に持ち込むことで子どもが感染する例がほとんどです。学校、幼稚園、保育園でのクラスターの発生は、会社など成人のクラスターの発生よりも非常に少なく、こども同士での感染拡大は少ないことがわかっています。

  • 新型コロナウイルスワクチンは、従来のワクチンより副反応が強く、長期的な副反応は不明

現在使われている新型コロナウイルスワクチンはメッセンジャーRNAワクチンという、今回初めて人類に対して使用されるワクチンです。厚生労働省によれば、大きな副反応はなく安全なワクチンとされていますが、従来のインフルエンザワクチンなどと比べて、接種後の発熱、頭痛、倦怠感などの副反応が大変多く、特に年齢層が若いほど副反応を呈する割合が高くなっています。また、中学生などでは過度な不安から、迷走神経反射といわれる症状を呈し、めまい、吐き気、失神、転倒などをおこし、接種後に体調不良を起こす方が多くなることが懸念されます。また、厚生労働省によれば、新型コロナウイルスワクチンによる長期的な副反応はないとされていますが、従来のワクチンでも、長期間経過してから副反応が明らかになり接種が中止されたものがあります。新型コロナウイルスワクチンは開発されて1年足らずのワクチンということから、現時点では長期的な副反応について不明な点は多いといえます。今後長い未来のある子供たちのため、副反応についてはより慎重に考えることが大切だと思います

以上の点から現在の時点においては、当院としては健康な小児への新型コロナウイルスワクチンの接種は推奨しません。但し、ご家族の中に新型コロナウイルス感染症のハイリスクといわれる高齢者や、何らかの疾患をお持ちの方がいる場合には接種を考慮すべきだと思います。今後、小児に対して重症化する変異株が増えるなどの事態が起こる場合には、接種の必要性は高くなるのかもしれません。

現在、高齢者の接種に多く使われているファイザー社製のワクチンの対象年齢は12歳からですが、接種に際しては保護者の承諾、同伴が必要となります。16歳以上は保護者の承諾は不要で、本人の意思だけで接種は可能です。モデルナ社のワクチンの対象年齢は18歳以上となります。(当院にはファイザー社ワクチンが配布されます)

接種を受けるか否かについては、効果とリスクを十分に理解したうえで、本人と保護者が相談のうえ、最終的に判断を行ってください。

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